The Doors / When you're Strange


 The Doors を聴き始めたのはいつの頃だったか・・・。
 夢中になって聴きまくった、という記憶もない。
 が、どうしても離れてくれない、られないバンドの一つでもある。


 この人たちを本気で聴くようになったきっかけの映画がある。
 オリバー・ストーン監督「ドアーズ」がそうだ。
 ちょうどこの映画がアメリカで封切りされたとき。ぼくはアメリカを旅して、コロラド州デンバーにある友人のアパートに転がり込んだ頃だった。
 程なく、Rock好きのこの友人に誘われて街のシアターに・・・。


 かつてフランシス・コッポラ監督は映画『地獄の黙示録』の挿入曲にドアーズの「The End」という曲を選んだ。
 ご存知のように、ドアースのジム・モリソンとコッポラはUCLAで映画を学んだ同級生であった。
 しかし『ドアーズ』という映画を観終えたとき、彼らのその繋がりだけで楽曲が選ばれたのでは無いことがハッキリしてきた。
 

 ぼくには朧げにしか感じ取れなかった答えを、オリバー・ストーン監督はシッカリと感じ取っていたのである。
 サスガ大監督は違う。。。。(自分と比べるなっ)
 つまりだ、ドアーズの楽曲は。。。
 なんと言うか、映像が伴って威力が倍増するのだ。
 いや、逆か。 
 たぶん彼らのアタマの中にはハッキリとした映像があって、それを音にしていった。と言った方が良いか?
 ん〜。
 まとにかく、イントロだけでも映像とシンクロして・・・あぁ、なんだ・・・。
 こういう事だったのか・・。
 と、改めて感心したものだった。


 そう、彼らの楽曲を聴き、その映像がイメージできて初めて、、、
                      彼らを理解できるのだと思う。


 そんな彼らの新しいドキュメンタリー映画が封切られた。
 『The Doors / When you're Strange』(ドアーズ / まぼろしの世界)
   ● Official Site
 うむ。 行くかな!



 

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